こんにちは。
さいたま市西大宮の植木屋、Trees Gardenです。
いつもご覧いただき、ありがとうござます。
寒いですね。
お風邪などひかぬよう、体調管理には留意したいものです。
久々のブログ更新です。
今回のテーマは、目隠しとしての植栽についてです。
Trees Gardenでも、お受けすることの多い植栽。
お庭をお持ちの方で、悩んでいる方も多いとお察しします。
そこで今回は、
「目隠しとしては、常緑樹の中で何がおすすめ?」
「植栽をしたはいいけれど、水やりのタイミングはいつがいいの?」
「植栽の時期はいつが適切?」
これらの疑問にお答えしつつ、目隠しとしての植栽について、詳しく解説していきます。
目隠しとして最適な常緑樹は?
結論、庭に目隠しとして植える常緑樹を選ぶ際には、以下の4つのポイントを考慮すると良いでしょう。
- 成長の速さ:早い方が、目隠しの機能を果たせるスピードが早くなります。
- サイズ:お庭のスペースに合わせて、成長した時の大きさを考慮しましょう。用途に合わせた適切なサイズ選びが重要です。
- メンテナンス:剪定の頻度や手間を考慮し、管理が容易であることが大切です。
- 耐寒性・耐暑性:悪天候にも強いことも条件として取り入れると良いでしょう。(日本における台風や、夏場の蒸し暑さ対策のため等)
以上4つのポイントを前提としておさえた上で、
おすすめの常緑樹を順番に紹介していきます。
ヒバ(檜葉):日本原産で、耐寒性があり、美しい緑色の葉を年間を通して保ちます。
成長も早くサイズもお庭に合わせて選びやすいので最もおすすめです。
価格は良質なものから低価格なものまで、品質に応じて選べます。
Trees Gardenでも剪定の依頼をお受けすることも多く、たくさんの方にお馴染みの木です。
ソヨゴ(冬青):半陰地でも育つことができるため、日当たりがそれほど良くない場所でも植えることが可能なソヨゴ。
日陰でも活躍でき、場所を選ばない点が利点です。
かわいらしい見た目も人気で、近年植栽のニーズが高まっています。
イヌマキ(犬槇):病害虫に強く、剪定にも比較的強いため、形を整えやすいです。
好きな形に剪定して、幅広い場所でニーズを満たすことが期待できます。
なお、イヌマキの大きな特徴として、葉同士の密度の濃さが挙げられます。
密度が濃いことにより、よりプライバシーを守りたい場面には活躍するでしょう。生垣にもおすすめです。
常緑ヤマボウシ:スタイリッシュな見た目で人気な常緑ヤマボウシ。Trees Gardenでも植栽の施工例がございます。
メリットは、道路脇などの環境への適応力が高い点です。加えて他の木々に比べ、大気汚染にも比較的強いです。
デメリットは、やや高価格帯なのと、成長に時間がかかる点です。
したがって、ご予算に余裕のある方、成長を気長に楽しめる方、耐久性を望んでいる方にとってはおすすめでしょう。
レッドロビン:新芽が赤く発色し、夏から秋にかけて徐々に緑から鮮やかな赤色に変化する美しい植物。最大のメリットはこの鮮やかな色ではないでしょうか。
また、低木のため、剪定の管理がご自身でも容易な点も魅力です。
デメリットは、やや成長が早く、こまめな管理が必要な点。関連して、支えがないと倒れやすく、支柱も合わせて設置する必要があるケースもあります。
上記の条件に留意した上で、鮮やかな赤を取り入れた、オリジナリティのある植栽を楽しみたいですね。
サザンカ(山茶花):一年中葉を落とさず、機能をキープできる点で優れています。
比較的手入れも容易で、害虫にも強く、コスパも良いです。多くの場面で活躍できるでしょう。
ただし、根っこが広がる傾向があるため、比較的スペースが必要になりますので、その点は注意しておいた方が無難です。
コストには限りがあり、お庭のスペースが比較的ある方にはおすすめです。
カイヅカイブキ(貝塚伊吹):今の時代は少なくなりましたが、成長が早く手入れが容易な点で優れているので挙げておきます。
渋い雰囲気をお庭に保っておきたい方には良いと思います。
ただし、独特な花粉も持っているため、アレルギーがある方は予めよく考えておいた方が良いでしょう。機能的に生垣にも最適です。
植栽した常緑樹の水やりのタイミング
おすすめの常緑樹を選んだあとは、水やりのタイミングです。
結論、土が乾燥したタイミングで良いでしょう。
鉢植えなら別ですが、地植えの場合は土が乾燥してからで十分です。
なぜなら、水のあげ過ぎが木々を弱らせてしまうからです。
関連して、根腐れ防止にもなりえます。
したがって、目隠しとしては地植えの方が大半ですので、土の乾燥具合をよく見るようにしましょう。
ちなみに水をあげるなら、日中が理想的です。(暑い時期は特にです)
加えて、寒い時期に冷たい水をあげると植物が弱ってしまうため、注意しましょう。
植栽の時期はいつが最適なのか?
結論、基本は春(3月から4月)が最適です。
なぜなら、春植えは、植物が成長期に入る前に根付くことを可能にするからです。
ですので、ご自身の環境や状況に合わせ、春に植栽を検討すると良いでしょう。
以上が、目隠しとしての常緑樹についての
Tress Gardenの考察です。
基本的な知識を押さえた上で、最適なガーデン・ライフを楽しみたいものですね。
植木屋さん、造園業者選びにお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
※植栽の施工例はこちらからご覧いただけます。
ご自宅のお庭のお手入れ、目隠し、生垣の参考にしてみてください。
ご一読、ありがとうございました。