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お庭のお手入れ方法

ヒバの剪定・最適なお手入れ方法とは?

こんにちは。

埼玉エリアを中心にお庭のお手入れを承っております、Trees Gardenです。

相変わらず蒸し暑い日々が続いていますね。

体調には十分ご注意くださいませ。

久々のブログですが、今回はヒバの剪定方法についてのコラムを書かせていただくことにしました。

最近は季節柄ということもあり、お客様よりヒバを剪定する機会が多くあります。

繊細なヒバの木は、剪定にコツがいるため、お客様ご自身で管理するのが大変な木の種類の一つです。

実際に現場で作業をしていると、よくこんな疑問をいただきます。

「実際ヒバの剪定の時期はいつ頃がベストなの?」

「自分で庭の手入れをしたいけど、ヒバはどの程度なら剪定していいのかな」

「毎年ヒバが伸び過ぎるんだけど、何か対策があったら教えてほしいな」

というわけで今回は、このような疑問の声にお答えしつつ、ヒバの具体的なお手入れ方法について解説していきます。

ご自宅の生垣として利用されている方も多い、ヒバの木。

お庭に植えている方の参考になれば嬉しいです。

では、さっそく解説していきます。

・ヒバの剪定にベストな時期

まず、剪定の時期ですが、結論として毎年9〜11月と5〜6月の2回が理想です。

理由は、夏の暑すぎる時期と冬の寒すぎる時期に剪定をすると、気温の変化によって枯れてしまう危険があるからです。

繊細なヒバは、急な温度の変化に弱いんですね。

ただし、土地によっては時期ごとに気温が変わってくるので、お住まいの地域の温度や気候に合わせて、上記の時期を多少前後に変えていくこともおすすめです。

第一に重要な点として、暑すぎる時期、寒すぎる時期を避けることがヒバにとってはベストな選択と言えることは確かです。

・ヒバを枯らさない剪定のコツ

次に、ヒバを枯らさないための剪定のコツを共有していきます。

結論は、切りすぎず、切らなさ過ぎず、です。

なぜなら、切りすぎてしまっても光合成ができなくなり、逆に葉が密集し過ぎてしまっても、風通しが悪くなり、害虫などが湧くリスクも生じてしまうからです。

少々難しいかもしれませんが、剪定の具合としては、私どもの施工事例が良い参考になるかと思います。

Trees Gardenの剪定事例はこちらからご覧いただけます。

また、芽摘みに関しては、剪定の時期に一緒に行うのが良いでしょう。

ちなみに枯れてしまった葉っぱに関しては、揉むようにして落とすと簡単に手入れができます。

剪定のタイミングで同時に行うと、後々枯葉が散らかってしまうリスクも軽減できておすすめです。

このように年に2回ほど丁寧に剪定をすることによって、例年ヒバを美しく保つことが可能となります。

・ヒバが伸び過ぎてしまうことを防ぐ対策

最後に、ヒバが伸びすぎてしまう事象を避ける対策をお話しします。

結論は、年に2回剪定をすることです。

それでも、枝が伸び過ぎてしまうようなら、初夏の剪定を5月の頭ぐらいにすると良いでしょう。

なぜなら、ヒバは6月の雨季を超えた7月に伸びる傾向があるからです。

雨で水分を多く補給し、7月初頭から8月にかけて、たくさんの日光を浴び成長するためですね。

したがって、雨季の前の5月に剪定を行うことが理想的と言えます。

また、ヒバの所々伸び過ぎた枝葉に関しては、一本一本ご自身で剪定することは可能です。

ですので、暇を見つけて近隣の迷惑がかからない程度の長さにこまめに整えることも有効です。

以上がヒバの剪定の大切なポイント3点ですね。

ここまでをまとめると、

ヒバの剪定にベストは時期は、毎年9〜11月と5〜6月の年に2回。

ヒバを枯らさないコツは、極端な気温の時に、剪定しすぎないこと。

ヒバが伸び過ぎないための対策は、年に2回の剪定。

そして、ご自身でも長く伸びてしまった枝を一本一本剪定すること。

以上がヒバの剪定のコツです。

「そんなこといっても、業者に頼むのは高いし、なかなか自分で手入れをするのは難しいな」という方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、昨今円安で物価も上がっているので、なかなかお庭にお金を使うことは難しいと思います。

しかし、かなり伸びてしまったあとで業者に頼むと、さらに高くついてしまいます。

したがって、最初は業者に剪定を依頼しておき、徐々にご自身でも手入れの仕方を勉強していくのが良いと思います。

そのように工夫すれば、将来的には業者に頼むのは年に1〜2回程度で済み、あとはご自身でできるようになります。

その結果、大きな節約につながりますので、インフレの最中にはかなり助けになると思います。

お庭の剪定作業も、上手に倹約できるといいですよね。

なかなかコツがいる、ヒバの剪定。

ぜひ、あなたのお庭の参考にしてみてください。

それでは今日も良い1日を。